支援の選定では「いくら、いつ回収できるか」だけでなく、誰が何を担当し、各段階で何を提出し、紛争や行き詰まりにどう対応するかを確認します。以下は初回相談や提案比較のための質問であり、華浩の一律の料金、期間、結果を約束するものではありません。個別業務は双方の書面合意に従います。

1. 業務範囲と責任の境界はどこか

資料整理、海外との連絡、支払計画の調整、進捗記録などを項目別にし、対象外の業務も確認します。担当者、対象国・地域、対応言語、第三者の関与を明らかにします。「全工程対応」という表現だけで訴訟・仲裁やすべての海外手続が含まれるとは考えないでください。

弁護士、訴訟その他資格等が必要な業務では、専門機関の身元、現地要件、依頼関係、費用負担を確認します。華浩の支援は、それらの専門家による独立した判断に代わるものではありません。

2. 料金の計算と追加費用の承認方法は

着手費、段階別費用、回収額に連動する報酬、第三者費用の有無と、通貨、税、銀行費用、支払時点を確認します。回収連動なら、計算の基礎、依頼者への直接入金、一部入金、相殺、返金の扱いを書面で定めます。料率だけで比較しないようにします。

3. 各段階で何が提出されるか

不足資料一覧、事実の時系列、連絡記録、未解決事項、次の対応と担当者など、提出内容を明記してもらいます。「連絡した」と「返答を得た」、「提案した」と「双方で確認した」を分けます。報告頻度、重要な変化の通知、連絡不能時の記録方法を確認し、定期報告を回収保証と混同しないでください。

4. 延期・減免・和解は誰が承認するか

依頼前に権限の範囲、承認者、書面確認の方法を決めます。分割、減免、受取口座変更、第三者への資料提供を代理で承認できるのか、権限外はどう申請するのかを確認します。支援機関は案の整理を助けられますが、検討中の提案を会社の承認済み判断として扱うべきではありません。

5. 秘密保持と資料の取扱いはどう実施するか

資料を受け取る主体、利用目的、アクセス権、第三者提供の場面、保存・返却・削除方法を確認します。越境での資料共有は適用要件に沿って別途検討し、秘密保持契約だけで全課題が解決すると考えないでください。初回は情報を伏せた概要とし、完全な契約書、個人・銀行情報は合意した安全な経路で渡します。

6. 見直し・中断・終了の条件は

段階ごとの見直し、中止する場面、終了通知、発生済み費用、資料引継ぎ、未完了事項を確認します。連絡の中断は債権問題の解決ではありません。支援を依頼しても、契約上の通知、保険申告、専門手続の期限確認を後回しにしないでください。

初回相談には当事者、国・地域、通貨と未収額、期日状況、主な争点、資料索引を用意します。六つの質問への回答を書面の比較表にまとめ、範囲・費用・権限が不明なら契約前に確認を続けます。口頭の回収約束だけで決めないようにしてください。